鮭の命を感じるキャンプ

今年も、栃木県那珂川でのサーモンウオッチングを開催しました。現地に到着すると11月とは思えない温かさ。太平洋の海水温も高いし、那珂川の水温がまだ高いことから鮭の遡上が減っているとのこと。子どもたちはライフジャケットを着てラフトボートに乗り込みます。初めて参加の子も多くハイテンション。目標は鮭の遡上を見ることですが、川を下ることが楽しくて仕方がありません。そんな中「いた~!」とガイドさんの声。命尽きて死んだばかりメスの鮭を見つけてくれました。鮭を取り囲み神妙な表情の子どもたち。死んで間もないこともあり、おなかをしごいたらイクラが数粒出てきました。まさに産卵直後のメスの鮭に出会うことができて本当にラッキーな出来事でした。遠く北太平洋から生まれた川に戻ってきて産卵をしたら死んでしまう鮭。「自分の子どもに会えずに死んでしまうのはかわいそう」と感想を発表してくれた子もいました。命について考えるキャンプを無事に終えることができました。

忍者修行

11月のあそびむし探検隊の活動は「忍者修行!」

忍者になりたくて集まってきた子どもたち。朝、目の前に登場した《黒忍者》を見た瞬間、目がテン。ちょっと、ビビりながらのはじまりであったものの、自分たちで忍者服を作り、修行が進むにつれて、だんだん夢中になって、真剣に修行に取り組みました。森の中を走り抜ける忍者走り、忍び足、変身の術など、自分で頑張る修行だけではなく、友だちと協力をしないとならない修行もあり、最後は大きなシートの上にちりばめられたたくさんの札を子どもだけの力ですべて振り落とすの修行でした。何度も何度も失敗を重ねながら、やりきることができ、最後には立派な忍者になれた達成感を味わいました。

森のあそび場が完成!!

「何もない森の中に遊び場を作ろう!」ということで、子どもたちは、ロープや枝や布を駆使して、ブランコ、モンキーブリッジ、ハンモックを作りました。そのほかにターザンロープもあり、午前中は広い森の中を駆け回り色々な遊びに挑戦しました。午後には森の自然物を使ってさらに新しい遊びができないか?と子どもたちが考えて「迷路」「縄はしご」「的あて」を作り出しました。木や枝の形を利用したあそび場をさらに面白くできないか考えて工夫をし、新しい発想もあり、遊びの展開もありました。「既製品の遊び」では体験できない、有意義な楽しい時間となりました。